ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で戦った民族間の融和につなげようと、元サッカー日本代表主将の宮本恒靖さんが主導して同国のモスタルに開校したスポーツアカデミーの9~14歳の男女10人が9日、東京都文京区の日本サッカー協会を訪れ、同国出身のハリルホジッチ日本代表監督と交流した。
ハリルホジッチ監督はモスタルのクラブでプレーした経験があり「愛着のある町から来てくれてうれしい」と笑顔。気さくに握手や写真撮影に応じ「(現地では)他の民族と過ごしたくないと思っている人もいるが、子どもたちは一緒にプレーしている。素晴らしい活動だ」と話した。