浦和 ミスで大宮とドローも変化の兆し、堀新監督「次の試合に準備したい」

 大宮と引き分け、引き揚げる浦和・柏木=埼玉スタジアム
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 「明治安田生命J1、浦和2-2大宮」(5日、埼玉スタジアム)

 致命的なミスで、流れを手放した。浦和は1-0で迎えた後半20分過ぎ。自陣でのFKをDF宇賀神が中央のDF遠藤にパス。これが意思の疎通を欠く形となり、相手に渡り、そのまま同21分、同点ゴールを許した。リーグ戦14試合連続失点となった。

 宇賀神は「イージーな失点になってしまった」と猛省する。問題のシーンを「リスタートを早くして、後ろでボールをつなぐ意識だった。いけると思ったけど(遠藤は)パスを出すところを見ていなかった」と説明。遠藤は「自分としてはゆっくりリスタートしたかったけど、笛と同時にパスが来たけど見ていなかった。もったいなかった」と振り返った。

 その3分後にMF柏木のゴールでいったんは勝ち越すが、後半43分には再び同点とされて、試合は終わった。

 ペトロビッチ時代とシステムは同じだったが、FW陣も自陣で守備に回り、コンパクトな陣形から試合を支配。先発に抜てきしたMF菊池が2点目を演出。これまでの固定メンバーから、チーム内競争が生まれていることを印象付けた。

 堀監督は「狙い通りの展開だった、あってはならないミスが残念だった。次の試合に準備したい」と試合を総括した。ミスを引き金に勝ちきれなかったが、はっきりとした変化の兆しは見せた。

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