Ｊ１広島の新監督に就任したヤン・ヨンソン氏（５７）が１４日、広島市内のホテルで会見を行い、「まずは降格圏からの脱出が第一目標だが、その先にある攻撃的なサッカーを目指していきたい」と抱負を語った。

　スウェーデン出身の同監督は１９９３年に選手兼コーチとして広島に在籍しており、「２０数年ぶりに広島に帰って来れたことを光栄に思う」と笑顔を見せた。選手に対しては「２４時間、サッカー選手であることを自覚してほしい」と徹底した自己管理を求めた。

　広島はリーグ戦１７位と低迷し、森保一前監督が辞任。新監督は１８日にチームに合流し、２６日のＹＢＣルヴァン・カッププレーオフ第２戦・ＦＣ東京戦から指揮を執る。