浦和大逆転8強!森脇涙の延長V弾 ホームで決めたみそぎのゴール

 「ACL・1回戦第2戦、浦和3-0済州」(31日、埼玉スタジアム2002)

 浦和はホームで済州(韓国)に延長の末、2戦合計3-2で勝ち、準々決勝から登場した2008年以来の8強入りを果たした。アウェーの第1戦に0-2で敗れたが、前半にFW興梠、FW李が得点して2戦合計で追いついた。突入した延長後半9分、DF森脇良太(31)が決勝ゴールを挙げ、日本勢で川崎に続き準々決勝に進んだ。

 意地の一撃で堅いゴールをこじ開けた。延長後半9分。MF高木の左クロスに、大外から右足で決めたのはDF森脇だ。9年ぶりの8強進出を決める値千金のゴールを挙げた。

 みそぎの一発だ。5月4日の鹿島戦で侮辱発言をしてJ1で2試合の出場停止処分を受けた。「僕の幼稚な発言で迷惑をかけた。このラウンドでは絶対に終わるわけにはいかないと思っていた」。強い思いでチームに劇的な勝利をもたらした。

 浦和は前半から攻め立てた。最低条件だった2点を前半でクリア。2戦合計のスコアを2-2のタイに戻したが、その後の得点は遠く、延長戦に突入していた。

 終了時に森脇はピッチに突っ伏していたが「僕は確認しましたが、涙は出ていなかったですよ」とDF槙野は笑いを誘った。昨季FCソウル(韓国)に阻まれた16強の壁を乗り越えた。アジアの頂点まであと3つ。「一つ一つ勝っていきたい」と森脇。戦いは、まだまだ続いて行く。

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