Ｊ１浦和のＤＦ宇賀神友弥（２９）が２５日に発表された日本代表に選出された。宇賀神はＡＣＬの韓国・済州戦を終えてチームメートとともに帰国。成田空港で取材に対応した。

　「本当かな？正直、驚きました」と第一声。というのも、世代別も含めて、初めての代表入りだから。「浦和にいる選手は小さいころからそういうところに入る選手が多い。それが自分の反骨心になって、今までやってこられた」と初代表への思いをかみしめた。

　代表でのプレーも思い描く。「左サイドバックで評価していただいていると思う。左は長友選手、酒井高選手がいますが、自分だったらもっと高いポジションをとって攻撃に参加したいと思う」とキッパリ。「１秒でもいいから試合に出て、アピールしたい」と意気込んだ。

　ハリルホジッチ監督は「長い間追跡を続けてきた選手。４バックの左として考えている。右もできるかもしれない。３バックでは右のＣＢもやっていた。過去にもここには色んな選手を呼んでトライした。今度は彼の番。すごく若いわけではないが、経験もある。この合宿でどのような活躍を見せるか見てみたい」と２９歳の“オールドルーキー”に期待を込めた。