C大阪・清武、復帰後初ゴール リーグ戦5試合ぶり先発出場でチーム5位浮上に導く

 「明治安田生命J1 C大阪2-0川崎」(30日、ヤンマースタジアム長居)

 リーグ戦5試合ぶりに先発復帰した日本代表MF清武弘嗣(27)がC大阪復帰後初ゴールを決めた。

 1-0の後半42分、GK金鎮鉉のキックをFW杉本健勇(24)が競り合い、こぼれ球を拾った清武がFW柿谷曜一朗(27)にパスを通す。柿谷のシュートは川崎GK鄭成龍に阻まれたが、跳ね返りを持ち受けた清武が滑り込みながら右足で押し込んだ。

 試合を決定づける得点は清武にとって、Jリーグでは12年4月28日の磐田戦以来1828日ぶり。ヤンマースタジアム長居に限れば11年9月10日の広島戦以来2059日ぶりとなった。「健勇が体を張って頑張ってくれた。パスを出した瞬間は曜一朗が絶対決めてくれると思って止まってしまったが、うまくボールが返ってきた。結果オーライです。(負傷が続き)チームやサポーターに迷惑を掛けたので、なるべく早く(ゴールが)欲しかった」と振り返った。

 後半23分にはDF田中裕介(31)のパスからワンタッチのスルーパスを通し、MF山村和也(27)の先制ゴールをアシスト。「和也のシュートが良かった。和也を褒めるべき」と同じロンドン五輪世代の同僚をたたえた。

 W杯アジア最終予選を終えた直後の3月末に左太ももを痛め、リーグ戦2試合を欠場。16日のG大阪戦(ヤンマー)、22日の甲府戦(中銀ス)と直近2試合は途中出場が続いていた。26日のルヴァン杯鳥栖戦(ベアスタ)ではフル出場。この日も中3日で2試合連続90分間を戦い抜き、1得点1アシストの活躍でチームをリーグ戦3試合ぶりの勝利に導き、今季最高の5位に浮上させた。

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