Jリーグは27日、東京都内で理事会を開き、サポーターがナチス親衛隊のマークを連想させる応援旗を掲げた問題についてG大阪の山内隆司社長が経過を報告した。村井満チェアマンは「今後の対処については現時点でまだ確定していない」と述べ、G大阪への処分の可否について検討することを明らかにした。
16日の試合で一部サポーターが問題の旗を掲出し、G大阪は21日に横断幕や旗などの使用を当面禁止すると発表した。問題発覚から対応まで時間を要したことに、村井チェアマンは「全体として問題に対する緊張感が欠けてしまったという報告があった」と話した。