G大阪ACL仕様3バック“合格” 初の実戦テストは25分間弱無失点

 J1・G大阪は15日、堺市内で韓国Kリーグの仁川と練習試合(45分×3本)を行い、6-1で勝利した。長谷川健太監督(51)は2本目から布陣を3-5-2に変更。22日に初戦を迎えるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグのアデレード(豪州)戦に向けたACL仕様の3バックを試した。

 最終ラインには左からDFファビオ(186センチ)、三浦(183センチ)、丹羽(180センチ)と身長180センチ台が並んだ。長谷川監督は「上背のあるチームには高さが必要」と、長身選手がそろうアデレードの高さ対策を強調。本番前最後の実戦で初テストとなったが、25分間弱の試運転を無失点で切り抜けた。

 2得点を挙げて攻守に大活躍の三浦は「面白いシステム」と話し、1得点のMF倉田も「一発目としては良かった」と新布陣の手応えを口にした。指揮官は「うまく併用できるくらいまでクオリティーを上げたい」と話し、今後は相手や展開次第では国内リーグ戦での導入も視野に戦術を練り上げていく。

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