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岡山J1の夢遠くあと一歩及ばず エースの不在の影響大きく…

 「J1昇格プレーオフ・決勝、C大阪1-0岡山」(4日、キンチョウスタジアム)

 岡山はC大阪に0-1で敗れ、初のJ1昇格はならなかった。今季チーム得点王のエースFW押谷祐樹(27)が体調不良のため欠場。主将の元日本代表DF岩政大樹(34)を中心に粘り強く戦ったが、後半7分にCKからのこぼれ球をC大阪MF清原翔平(29)に押し込まれた。岡山は終盤攻め込んだが、ゴールを奪えず涙をのんだ。

 最後の望みをかけたパワープレーは不発に終わった。終了のホイッスルと同時にうなだれる岡山の選手たち。主将の岩政は悔しさを振り払うように背筋を伸ばし、C大阪の選手たちと祝福の握手を交わした。

 J1昇格の夢には、あと一歩届かなかった。雨の中を岡山から駆けつけた3500人のサポーターの期待に応えられず、「自分たちのサッカーができなかった。力不足です」。岩政は淡々と話した。

 今季チーム得点王のFW押谷が、直前に体調不良を訴え欠場。エース不在のチームは独特の緊張感の中で躍動感を欠いた。後半7分にCKからのこぼれ球を押し込まれ先制点を献上した。

 「ちょっとしたスキをやられた。逆にセレッソにはスキがなかった」。残り10分間、岩政は最前線に上がってロングボールを受け続けたが、得意のヘディングでゴールを割ることはできなかった。

 「サッカー人生を懸けた大勝負」。昨年タイリーグから移籍してきた岩政は、岡山での挑戦をそう表現した。鹿島の主力としてリーグ3連覇を経験し、日本代表でも活躍。そこで培われた勝者のメンタリティーがJ1を目指す地方クラブに必要とされ、昇格を果たすために厳しい言葉とプレーでチームを引っ張ってきた。

 試合後、クラブとは2年契約であることを明かした岩政。「J1に上がっていたら、もう1年やるつもりだったけど…。すべては白紙。サッカーを続けるかどうかを含めて考えたい」。クラブの未来を思い、決断を下す。

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