広島3発!G大阪撃破2年ぶり4度目V

 「サッカー・富士ゼロックス・スーパーカップ、広島3-1G大阪」(20日、日産スタジアム)

 昨季J1王者の広島が、天皇杯を制したG大阪を3-1で下し、2年ぶり4度目の栄冠に輝いた。エースFW佐藤寿人(33)の先制点を皮切りに、FW浅野拓磨(21)、新加入のFWピーター・ウタカ(32)が得点を挙げた。27日のJ1第1ステージ開幕を前に、リーグ2連覇へ弾みをつけた。今大会の賞金は広島が3000万円、G大阪は2000万円。

 雨が降り続く横浜の空に右拳を突き上げた。均衡を破り、勝利への道を切り開く先制弾。FW佐藤が“今季初得点”でエースとしての存在感を示した。

 「シオ(塩谷)と良いイメージを共有できていたし、自分もしっかりとマークを外せた。前半、我慢比べしたあとに、良い形で先制点が取れたと思う」

 後半6分。右サイド塩谷のクロスに飛び込んだ。一瞬の駆け引きでG大阪・今野の背後を奪い伸ばした左足。真骨頂のワンタッチで流し込んだ。「最近はああいう形のゴールが少なくなってきている。決められて良かった」。大一番で見せつけた決定力の高さは、エースと呼ばれ続けるゆえんの一つだ。

 昨季は中山雅史(JFL沼津)の持つJ1通算最多得点の157に並んだ。シーズン終了後には、記念品として57個のクラッチバックをつくり、アシストしてくれた選手などにプレゼントした。「シオのアシストはきょうが初めてだけど渡しました。彼がもらったPKを僕が外したことがあったので」。パスを出す選手にタイミングやコースを細かく要求し、互いの感覚を擦り合わせてきた。157点は自らの力だけで奪ったものではない。感謝の気持ちを届けた。

 ゴール直後に、左太もも裏の違和感で浅野と交代しベンチに下がったが「問題ないですよ」と軽傷を強調した。27日、ホームでの川崎戦から2連覇を目指す戦いが幕を開ける。「タイトルを取る強い思いでピッチに立つ。リーグを盛り上げる仕事もしたい」。大久保との“ゴン超え”にも注目が集まる一戦。主役は渡さない。

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