柏7連勝で4位 ACL出場に望み
「J1、新潟0-2柏」(8日、カシマ)
雪の影響で6日から延期された試合は、柏が新潟を2-0で下して7連勝、総得点で鳥栖を上回って4位となった。今季の全日程を終え、18点の大久保(川崎)が2年連続の得点王。鹿島は3位が確定。J1覇者のG大阪は山形と13日に対戦する天皇杯全日本選手権決勝に進んでおり、G大阪が勝った場合は鹿島がアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に直接進み、4位の柏がプレーオフへ。山形が勝った場合は、鹿島がプレーオフに回る。
2点差で勝てばACL出場の望みがつながる一戦で1-0の後半ロスタイム、DF鈴木が2点目を決め、中立地に駆け付けたサポーターと喜びを分かち合った。今季限りで退任するネルシーニョ監督は「あとは静かに13日(天皇杯決勝)の結果を待ちたい」と、花道を飾る快勝に穏やかな表情だった。観客2104人は史上2番目の少なさだった。