興梠V弾“誤審騒動”記念試合大荒れ

 「J1、浦和3-1鹿島」(11日、埼玉)

 Jリーグ開幕20周年記念試合として開催された浦和‐鹿島は、浦和が3‐1で制した。

 後味の悪い記念試合になった。Jリーグが20周年アニバーサリーマッチに設定した浦和‐鹿島。1‐1で迎えた後半33分、浦和のFW興梠が決勝ヘッドを決めたが、誤審騒ぎが起きた。

 複数の鹿島の選手、スタッフによると、鹿島側が判定の理由を求めた際に、審判側から「興梠が触っていたらオフサイドだった」という趣旨の発言があったという。直後にオフサイドに見える位置にいた興梠によるゴールシーンが場内に流れ、鹿島イレブンが主審に説明を求めたが、MF小笠原やFWダビが異議による警告を取られた。

 1‐3で敗れた鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督は「(審判は)20年前から停滞している」と批判。鹿島関係者によると、マッチコミッショナーも鹿島に同情的な見解だったといい、鹿島は後日、抗議文をJリーグに提出する方針だ。

 浦和のDF森脇も「オフサイドじゃないかなと思った」という、微妙な殊勲弾。古巣の鹿島サポーターに「(在籍した)8年間、ありがとうございました」とヒーローインタビューであいさつした興梠は「ラッキーなゴールでしたけど、勝ち点3を取れてよかった」と振り返った。

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