広島3連敗…1次リーグ突破へ崖っぷち

 「アジアCL・1次リーグ、広島0-1浦項」(2日、Eスタ)

 各地で第3戦を行い、G組の広島はホームのエディオンスタジアム広島で浦項(韓国)に0‐1で敗れた。昨季J1王者の広島は前半15分すぎにサイドを崩され失点。終盤に反撃したが決定力を欠いた。これで3連敗となり、1次リーグ突破が厳しい状況になった。E組の仙台もアウェーでFCソウル(韓国)に1‐2で敗れた。前半に2点を失い、後半40分すぎにFWウイルソン(28)のPKで1点を返すにとどまった。

 試合終了の笛がホームのピッチに響くと、選手たちは一斉にうなだれた。3連敗。広島の1次リーグ突破は厳しさを増した。エース佐藤は「非常に残念。3試合で勝ち点0というのは何かが足りない」と唇をかんだ。

 3月30日の清水戦は4‐0と大勝。森保監督は昨季のJ1王者らしい試合運びを「強者の試合」と表現したが、2009年のACL覇者の浦項にいいところなく屈した。清水戦で輝きを取り戻したかに見えた攻撃的なパスサッカーも、速さと正確性で相手が一枚も二枚も上だった。

 過密日程による疲労とJリーグでの戦いを考慮して、主力の森崎兄弟はベンチ外だった。そんな中、懸命に打開策を探った監督は「この試合は勝ち点3だけを目標に臨んだ。敗戦が残念でならない」。3年前は3連敗後に3連勝したが16強に入れなかった。崖っぷちと言っていい。

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