香川のマンUは敵地でレアルとドロー

 「欧州CL・1回戦第1戦、レアル・マドリード1‐1マンチェスター・ユナイテッド」(13日、マドリード)

 MF香川真司(23)のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)はアウェーでレアル・マドリード(スペイン)と1‐1で引き分けた。香川はトップ下で先発し、後半は左MFに入ったが、後半19分にギグスと交代した。もう1試合はシャフタル・ドネツク(ウクライナ)がホームでドルトムント(ドイツ)と2‐2で引き分けた。第2戦は3月5日に行われる。

先発も後半交代 チームで最初に交代を告げられた。香川は「技術、スピード、フィジカル。個人で比較した時にもっともっと成長しないといけない」と反省点を並べた。

 初めて挑む欧州CL決勝トーナメントで、相手は欧州制覇最多の9度を誇るレアル・マドリード。相手の守備的MFやDFの素早い寄せにあい、半身で縦パスを受けてゴールへ向かう得意のプレーが出せなかった。それでも前半20分の先制点につながるCKを得た場面のように、ワントップのファンペルシーが競り合った裏に抜ける形で何度か好機に近づいた。

 先発への起用に「出してくれた監督の期待に応えたかった」と、自分のプレーに満足感はない。敵地で引き分け、本拠地に戻る第2戦へ「ホームとアウェーはだいぶ違う。次の試合もまた楽しみ」と胸を躍らせた。

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