被災地でマンUがサッカー教室

 サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドが26日、東日本大震災の被災地支援として、小学生を対象にしたサッカースクールを福島県須賀川市で開いた。30日まで宮城、岩手両県でも開催する。

 福島県と山形県の小学生約30人がコーチの指導を受けながらボールを蹴り、元気に走り回った。クラブOBで元イングランド代表FWアンドリュー・コール氏も参加し「2年前にテレビで見た大惨事で被害に遭った人たちを助けられてうれしい」と話した。

 地震で校舎が使えなくなり、仮設校舎に移っている須賀川市立第一小2年の近藤聡太君(8)は「ドリブルがうまかった。体を動かすのが楽しかった」と喜んでいた。

 クラブに所属する日本代表FW香川真司もビデオメッセージで「選手たちは、日本の皆さん一人一人が勇気、強さ、希望を手に入れ、いつか夢をかなえることを信じています」と激励した。

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