157cm猶本“ベルリンの壁”破る!

 「U20女子W杯・準決勝、日本‐ドイツ」(4日、国立)

 サッカーU‐20女子W杯の準決勝、日本‐ドイツ戦を翌日に控えた3日、両チームの監督が国立競技場で行われた前日会見に出席し、意気込みを口にした。日本代表「ヤングなでしこ」は、東京都内で練習。身長157センチのMF猶本光(18)=浦和=は、成長した“オトナのカラダ”で平均身長170・3センチの屈強なフィジカルを有する強敵ドイツの連覇を阻む。

 157センチと小柄な猶本が、“ベルリンの壁”に真っ向から挑む。日本の平均身長161・2センチに対し、ドイツは170・3センチという高身長軍団。一番小さいFWロルザーですら、159センチと猶本を上回る。それでも小さな体には、大きな自信を秘めている。

 「(1次リーグの)ニュージーランド戦で1対1で体をぶつけ合ったとき、負けちゃうかなと思ったけど、踏ん張れてびっくりしました」

 自分でも驚くほどの成長は、日頃のトレーニングで得た賜物(たまもの)。「体幹は意識しています。(所属の)レッズでも言われてますので」。欧米選手にも当たり負けしない“オトナのカラダ”で、真っ向から渡り合うつもりだ。

 それでも、ドイツは今までの相手と比べると規格外。パワーで太刀打ちできるとは限らない。だが、その場合でも心配無用。「ボールを奪ったらつないで、ボール保持率を高くしてゴールに向かえば、勝てる可能性は大きいと思う。攻撃に人数をかけてくるので、奪った後がチャンスだと思う」。力でダメなら技‐二段構えの武器で勝負する。

 会見で吉田監督は「試合を重ねるごとに、出ている人間は、サポートとか切り替えが速くなっていると感じる」と主力選手の成長を口にした。

 猶本自身もレベルアップを実感している。「DFラインからボールを引き出せるようになって、それを前線に送れるようになった。そこは自信を持っているので、ドイツ相手にどれだけできるか楽しみ」。大会連覇を目指す強豪にもひるむことはない。

 「ヤングなでしこ」初の準決勝という舞台を前にも宿舎でリラックスしている。チームメートとテレビのインタビューを受けるマネをしてふざけ合うなど、余裕すら漂わせる。世界大会で手にしたものは、知名度だけではない。実力もレベルアップしていることを試合で証明してみせる。

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