U20女子、秩父宮で48年ぶりサッカー

 20歳以下の世界一を決めるサッカーU‐20女子W杯に出場している日本代表は23日、宮城県から都内に移動し、秩父宮ラグビー場で練習を行った。同競技場でサッカーを行ったのは1964年東京五輪以来48年ぶり。

 もともとは都内の別のグラウンドが用意されていたが、宿舎に近いこともあり、前夜に急きょ変更した。そのため、大あわてで近くの国立競技場から、約20人で予備のゴールを搬送。今春に男子7人制ラグビーの世界大会が開催された際、サッカー協会の協力の下、日本代表は西が丘サッカー場で直前合宿を行った。今回はその返礼となった。

 用途は違うが、天然芝で広さも問題なし。「サッカー場かと思った」(MF猶本)、「そんなに違和感なかった」(MF仲田)と好評だった。ヤングなでしこは貴重な体験を糧にして、ホームで初優勝を目指す。

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