那須川天心“勝負Tシャツ”は忌野清志郎「ロックで行く」井上拓真と27日雪辱戦「見とけよ」「俺が主人公」「かき乱す、幻想を」
「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(27日、トヨタアリーナ東京)
前日計量が26日、都内で行われ、WBC世界バンタム級王者の井上拓真(30)=大橋=は規定体重(53・5キロ)を100グラム下回る53・4キロ、同級1位の那須川天心(28)=帝拳=はリミットの53・5キロでともに一発クリアとなった。10カ月ぶりの再戦を前に、フェースオフでは13秒間視線を合わせた後、王者から手を差し出される形で握手をかわし、あとはゴングを待つだけとなった。
天心は、ピンクのフーディーの中に忌野清志郎のTシャツを着て来場し、計量をクリアした後はいつものように天を仰いで手を広げた。昨年2月のジェーソン・モロニー(オーストラリア)戦の前にもRCサクセションの『君が僕を知ってる』(1981年)の歌詞をSNSで引用していたこともあったが、「ロックで行くので。(試合は)自分のエネルギーをぶつけるってだけ。ロックってそういうもんじゃないですか。エネルギーを相手、見ている人にぶつけるぶつける試合ができたらいい」と明かした。
充実感が漂う王者と目を合わせたが、「自信は相当あるんだろうなと。『見とけ』って感じです」と雪辱に燃えた。昨年11月の王座決定戦で拓真に敗れたが、プロ格闘技通算55戦目で初黒星を喫した相手との10カ月ぶりのリマッチとなる。「全てにおいて整っている。心技体、やることはやってきた。本当に『見とけよ』ってだけなので。昨日の会見も(SNS等で)グジグジ言われてますけど、知らねえよって。(試合を)見とけって。俺が主人公ですから。自分の人生を俺は生きているだけなので。そこをしっかりぶつけます。ロックで行きます。かき乱しますよ。いろんなね、幻想を」と、ネット等での厳しい下馬評も意識しながら自身を鼓舞した。
