井上尚弥も加担 9・27井上拓真-那須川天心2の勝者予想で論争 拓真は“劣勢”に発奮「見とけよ」大橋会長は皮肉「波乱起こす」天心は無視「ゴチャゴチャうるさい、焦るな」

 「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(27日、トヨタアリーナ東京)

 大会2日前の公式会見が25日、都内で開かれた。WBC世界バンタム級王者の井上拓真(30)=大橋=と同級1位の那須川天心(28)=帝拳=の10カ月ぶりの再戦を前に、大会を配信するプライムビデオが発表した勝者予想で、天心勝利が過半数を超える52・2%となり、ボクシングファンを中心に論争となっているが、両選手や陣営が率直な思いを明かした。

 拓真は昨年11月の王座決定戦で天心に圧勝し、今年5月の初防衛戦では元世界4階級制覇王者の井岡一翔(37)=志成=にも完勝するなど進化を続けているが、王者にも関わらず47・8%と劣勢予想となった。これを受け、兄で4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(33)=大橋=は24日にXで「誰がどこから取ってきた集計かわからないけどこちら(拓真陣営)は気が引き締まる」と投稿していた。

 この日の会見では、王者陣営の大橋ジムの大橋秀行会長(61)が自ら切り出し、「プライムビデオの予想では拓真不利になっていたので、大橋ジム一丸となって“波乱”を起こしたいと思います」と皮肉を込めながら闘志を全開にした。拓真も「自分としてはますますやる気が起きた。見とけよ、という感じでしたね」と発奮していた。

 対する天心は、自身の優勢予想となったものの意に介さない様子で、「ゴチャゴチャ(外野の声が)うるさいんですよね。自分らの物差しで俺らを測るんじゃねえよと。やるべきことをやってきているから。そんな予想だけで判断すんなって。(ゴング前に)焦るなよと。(これはあくまで)人気投票ですから」と、不要なノイズとして耳を貸さないスタンスを強調した。

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