朝倉未来、右拳負傷で大みそか出場は消極的「折れたかも」レジェンド青木真也から1回TKO勝ち「想像以上に強かった」
「超RIZIN.5」(10日、京セラドーム大阪)
昨年大みそか以来9カ月ぶりの再起戦となった“路上の伝説”朝倉未来(34)が、“バカサバイバー”青木真也(43)に1回2分39秒、グラウンドパンチによるレフェリーストップでTKO勝ちを飾り、4万8968人の観客を沸かせた。
レジェンドを打ち砕いた。開始早々、組みにきた青木から腕ひしぎ十字固めで捕らえられかけたが、力で振りほどいた。さらに、バックチョークも決めさせず、グラウンドで下から十字固めを狙ってきた相手に上からパウンドを浴びせると、さらに続けて強打をたたき込んでレフェリーストップを誘った。時代を超えたドリームマッチを制した現代のカリスマは「これが日本の格闘技の歴史の新たな1ページです。これで前に進もうと思います」と高らかに宣言した。
現代の格闘技界の顔として大勝負を制したが、「結構プレッシャーがあったので、勝てて良かった。(青木は)めちゃめちゃ強かった。想像以上に。この勝負に懸けている気持ちが伝わってきて、うれしかった」と感慨深げ。第一人者の寝技師を攻略したが、「(自分が)恐ろしいほど冷静だった。相手が狙っているものが全部わかった」とうなずき、「グラウンドの展開も強くなった。元々30歳で辞めようと思っていた格闘技だったが、成長している。今後ライト級でも、盛り上がるカードがあればやりたい」と自賛した。
快勝の裏で、試合3週間前のスパーリングで右拳を痛めていたことも明かした。さらに、フィニッシュのパウンドで負傷が悪化したといい、「もしかしたら折れているかもしれない。腫れてきているので」と説明。今年の大みそか大会は地元・愛知のバンテリンドームで開催されるが、「ちょっと休もうかと思っている。3カ月しかないので。(所属の後輩)秋元強真がシェイドゥラエフとやるならサポートに回りたい」と、現時点では消極的に話した。
