朝倉未来「すごいもの見せます」青木真也「全力で出し切りたい」“好対照”両雄火花 ドリームマッチゴング目前
「超RIZIN.5」(10日、京セラドーム大阪)
公開計量が9日、大阪市内で行われ、8試合に出場する16人全員がクリアした。セミファイナルでMMA71キロ契約を戦う“路上の伝説”朝倉未来(34)は71・0キロ、対する青木真也(43)は70・65キロでパス。時代を超えたドリームマッチへあとはゴングを待つだけとなった。また、メインで異例のダブルタイトルマッチに臨むRIZINフェザー級王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(25)=キルギス=はリミットの66・0キロ、米団体PFLのAJ・マッキー(31)=米国=は65・90キロで、夢の頂上決戦に備えた。
独特の緊張感が漂った。格闘技界をそれぞれのやり方で彩ってきた朝倉と青木の両雄が、仕上がった体でついに対面した。ファイトスタイルもキャラクターも好対照。フェースオフの間、朝倉は拳を強く握りしめながら眼光を鋭くして対戦相手を凝視した一方、43歳のくせ者は息を吐いて目をつむった後、相手の左肩あたりを見つめて視線は合わさずマイペースに集中力を高めた。
約20年にわたって第一人者として戦い続けている青木は、アジア最大の格闘技団体ONEを経て、10年9カ月ぶりにRIZINに参戦する。この日は自身のSNSで、3人選んだというセコンドが格闘家・鹿志村仁之介(25)に加え、プロレスラーのDDT上野勇希(31)、GLEATのエル・リンダマン(31)だと明かした。プロレスラーとして参戦している2団体のエースを抜てきした青木は「僕には積み上げてきたものがある。明日、全力で出し切りたい」と覚悟をにじませた。
昨年RIZIN10周年のMVPに輝くなど、数々の名勝負を演じてきた朝倉にとっても、負けられない戦いとなる。現代のカリスマは「俺も明日、すごいものを見せます。ワクワクします」とボルテージを高めた。
前身PRIDE時代の06年5月以来、20年ぶりとなる大阪でのドーム決戦で、新たな歴史の一ページが刻まれる。
