張本勲さん死去 1カ月前は元気な姿 東京ドームで代打登場に大歓声 阪神・佐藤輝明の三冠王も予想
プロ野球の東映(現日本ハム)、巨人、ロッテで活躍した張本勲さんが9日午後に死去したことが10日、明らかになった。日本プロ野球名球会が発表。86歳だった。
張本さんは7月27日に東京ドームで行われた「サントリードリームマッチ」にモルツ球団のGMとして出場。五回に代打で登場し、「3番・高橋に代わりまして代打・張本勲」のアナウンスが行われると、場内が大歓声に包まれた。ゆっくりとした歩みで打席に入った張本氏は、上原浩治氏と対峙(たいじ)。上原氏が投じた1球目がボールになると、自ら打席を離れてベンチへと下がっていった。
ベンチは申告敬遠を要求。ヒーローズベンチは要求に応えて申告敬遠となり、張本氏には代走が送られたが、マウンドの上原氏は苦笑いを浮かべていた。
さらに8月2日にはTBS系「サンデーモーニング」に出演。スペシャル御意見番として阪神・佐藤輝明内野手の三冠王の可能性について「80%くらいはあるんじゃないでしょうか」と予想した。佐藤輝の打撃について「膝が非常に余裕があるんですよ。あんまり足を上げないで、ステップした時に非常に余裕があるから。アウトコースの球を左の方に大きくスイングできて、遠くへ飛ばすことができるから」と解説。「ヒットも打てますからこの形をずっと続けていけば三冠王を取れるんじゃないかと思うよ」と期待した。
約1カ月前は元気な姿を見せていただけに突然の訃報。球界が大きな悲しみに包まれた。
