残り5秒!BD王者YURAが逆転KOで殊勲4強「ここで勝てたらすごい」準決勝対戦の元RISE王者も賛辞「認めざるを得ない(立場は)対等」
「キックボクシング・RISE」(28日、両国国技館)
GLORY×RISEラスト・フェザー級トーナメント準々決勝が行われ、1分間最強を決める「ブレイキングダウン(BD)」初代フェザー級王者のYURA(22)が、RISE2階級制覇王者のイ・ソンヒョン(35)=韓国=に3回2分55秒、右ストレートでTKO勝ちした。堂々の4強入りを決め、準決勝(6月6日・大田区総合体育館)では元RISEライト級王者の原口健飛(27)と激突する。
BD王者が、試合終了まで残り5秒で殊勲の逆転KO勝ちを見せた。YURAはカーフキックを効かされて左脚にダメージを負う厳しい展開を強いられたが、最終3ラウンドに果敢に手を出した。自身も倒れ込むほどの勢いの右でダウンを奪うと、さらに追撃のラッシュを打ち込んでレフェリーストップとなった。
YURAは試合後、「まさかイ・ソンヒョン選手にKO勝ちできるとは思ってなかったので、すごくうれしい。ランキングも(自分より)上だし、経験の数が全然違うので、ここで勝てたらすごいと(周りの)みんなに言われていた。3ラウンド戦ったら負けるという声が多かったので、最後の最後にKOできるっていう、いいところを見せられたかな。去年も全部1ラウンドで終わって、3回も久しぶりで、(長いラウンドでも)KOできると見せられたので良かった」と胸を張った。
準決勝で対戦する原口は、急成長を遂げるBD戦士の勝ちっぷりに驚いた様子で「強いのは知っていた。パンチが誰よりも強いし、若さとか勢いとか全部持っている。正直、認めざるを得ない。(ファイターとして)対等になったなと」と賛辞。一方、YURAは原口戦に向けて「すごい大舞台で戦っている選手で、こんな数年で戦えることになるとは思ってなかったのでビックリしている。(自分は)ところどころ飛び級していた部分もあるが、今回でいい実力が示せたのかな」と目を丸くした。
6月6日には準決勝、決勝が行われるが、「ヤバイっすね。考えられない。けがする前に勝たないといけないっすね」と闘志。一方で、8日後の6月14日にはマリンメッセ福岡で「ブレイキングダウン20」が開催されるが、「(地元宮崎に近い)九州なので出たかったが、今日の(ダメージの)感じだと絶対無理ですね。RISEの1週間後なんでちょっと厳しい」と苦笑いした。
プロキック戦績は18勝(10KO)1敗。




