「どん底」屈辱2連敗のウルフアロンが心境吐露「自分の強さが分からなくなった部分も」ゼロから再出発で進化誓う「柔道時代も敗北で成長」
「プロレス・新日本」(5日、後楽園ホール)
東京五輪柔道男子100キロ級金メダリストのウルフアロン(30)が第1試合の8人タッグマッチで、極悪集団ハウス・オブ・トーチャー(HOT)のDOUKI、金丸義信、高橋裕二郎、チェーズ・オーエンズと対戦。前日に続いて集団暴行を受ける場面もあったが、片腕を取っての電光石火の体落としで蹴散らし、高角度の裏投げを放つなど序盤に見せ場をつくって味方のマスター・ワトの勝利につなげた。
前日は「NEW JAPAN CUP」のトーナメント1回戦でドン・ファレ(44)と対戦したが、HOTの介入によって袋だたきに遭い、数の暴力に屈してまさかの初戦敗退。シングル初黒星を喫した2月11日大阪大会に続いて屈辱の2連敗となり、無言で会場を後にした。
ゼロから再出発したウルフは「昨日の試合、見返したけど、最終的に1対7?(正確には1対8)。まあいいよ、全然。何人で来ようが、あれがあいつらの限界だと思っているから、俺はそれをただ超えていくだけ」と毅然。「柔道時代も屈辱や敗北を味わって成長してきたから、これからもそれは変わらない」とうなずき、「このままでは終わらない。悔しさっていうのは俺の原動力なので、これを力に変えて全てプロレス人生のレベルアップにつなげていく」と先を見据えた。
日本史上初の五輪王者プロレスラーは、1月4日の東京ドーム大会でいきなりNEVER無差別級王座を奪取する衝撃デビューを飾ったが、2月11日の大阪大会でHOTの新リーダー・成田蓮(28)にシングル初黒星を喫し、王座からも陥落。さらに極悪集団の悪質な介入&反則攻撃でプロレスの洗礼を浴びている。現状について「どん底というか、今2連敗して、自分自身の強さが少し分からなくなっている部分もある」と心境を吐露しつつ、「下からはい上がるのはやることもたくさんあるし、これから先のやるべき事も見えてくる」と言い聞かせていた。





