あわや落下事故!越中詩郎が暴走、黒潮TOKYOジャパンがバルコニー宙づり状態「マジで落とそうとしていた!怖かった…」

 「プロレス・ドラディション」(14日、後楽園ホール)

 サムライ戦士の越中詩郎(67)が、黒潮TOKYOジャパン(33)とシングルマッチで対戦し、5分48秒両者反則負けとなった。最後は場外乱闘で上階のバルコニーになだれ込み、手すりを持った黒潮が宙づり状態に。あわや落下する寸前まで攻め立てられるという衝撃的な光景が繰り広げられた。

 越中は序盤、黒潮の掟破りのヒップアタックを被弾し、ペースを握られた。さらに、代名詞のヒップアタックでリズムをつかみかけたが、こん身の一発がレフェリーに誤爆。さらに、黒潮が花束攻撃もレフェリーに誤爆してしまい、無法状態となった。怒れる越中は逃げる相手を上階まで追いかけると、バルコニーから客席に突き落とす寸前まで追い込んだが、両者反則負けの裁定が下り、“侍ジャパン”対決に決着はつかなかった。

 バルコニーの手すりにぶら下がり、落下のピンチから九死に一生を得た黒潮は「今を時めく若者より、今を時めくおじいちゃんの方が元気なんじゃないの?心構えが違う。越中さん、たぶんバルコニーからマジで落とそうとしていた。めっちゃめちゃ怖かった。バルコニーから落ちそうな奴史上、最も落ちそうだったんじゃないかな。(こんな精神状態で)寝れんのか、今日?」と、放心状態で冷や汗を拭っていた。

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