K-1新P就任、須藤元気氏にRIZIN榊原信行CEOが辛口エール「覚悟決めて…中途半端にやってほしくない」将来的な対抗戦は歓迎姿勢
RIZINの榊原信行CEO(61)が5日、都内で取材に応じた。今月3日に元総合格闘家の須藤元気氏(47)がK-1の新プロデューサーに就任し、さらにMMAルールの「HERO’S」を独立した大会として確立した上で将来的にRIZINとの対抗戦を行う構想も明かしていた。これを受け、榊原氏は「ウェルカムです」と歓迎しつつ、「(プロデューサーとして)覚悟を決めて頑張ってほしい」と辛口エールを送った。
榊原氏は「須藤元気が戦っていたことを知っている人が今の現RIZINファンの中にはほぼいない」と現状を分析しつつ、「新HERO’S単体での興行をやって、そういうところ(現代のMMAファン)に訴求するチャレンジをして、自分たちのHERO’Sの世界観が磨き上げられたら喜んで対抗戦をやりたい。頑張ってください」と現在のスタンスを明かした。
また、近年離脱者が続出しているK-1で、須藤氏は契約形態を緩和しワンマッチ契約にするなどの変革案を明かしているが、榊原氏は「本当に覚悟を決めて、カネのこともトラブルも何があっても自分が全部背負って立つくらいの覚悟がないと(現状は)変わらない。全力で(団体トップとして)掛かってこいと。カネのことはオーナーしかわかりませんとか、中途半端に腰かけ程度でやってほしくないなと、熱いエールを送りたい」と期待を込めた。




