井岡一翔と世界戦の王者マルティネス 昨年大みそかのインフル延期を反省→マスク姿で来日「前回から学んできた」

 マスク姿で来日したWBAスーパーフライ級王者のフェルナンド・マルティネス
 首元の「家族」のタトゥーをアピールするフェルナンド・マルティネス
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 WBA世界スーパーフライ級王者のフェルナンド・マルティネス(33)=アルゼンチン=が4日、来日し羽田空港で取材に応じた。自身がインフルエンザに感染して延期となった前WBA同級王者で4階級制覇の井岡一翔(36)=志成=との再戦(11日、東京・大田区総合体育館)に向けて、マスク姿で“対策万全”をアピールした。

 水色のマスクをつけて到着口から現れた王者。「前回から学んでマスクをしてきた」。昨年おおみそかに予定されていた井岡との仕切り直しの一戦へ、反省し体調管理を徹底してきたという。「手の清潔さも保って、全てあらゆることに注意をはらっています」と明かした。

 井岡は過去のリマッチ3戦で全勝。修正力があり高いボクシングIQを誇る難敵だ。それでもマルティネスは「(昨年)7月に井岡選手に勝ったときよりも、今自分はとても強く感じますし、意欲も上がっています」と自信を口にし「タイトルは家に持って帰ります。井岡をノックアウトします」と宣言した。

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