井上尚弥苦笑い 試合前会見で同席した王者エスピノサが突然熱唱する珍事「別に何も…」5・4ラスベガス決戦へ抱負「中盤KOを」

 会見に同席した世界王者エスピノサ(左端)が突然アカペラで歌い出し、拍手する井上尚弥(右端)
 会見に同席した世界王者エスピノサ(左端)が突然アカペラで歌い出し、表情を崩す井上尚弥(右端)
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 「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(4日、ラスベガス)

 ボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(32)=大橋=が2日(日本時間3日)、試合会場近くのMGMグランドで行われた公式会見に出席した。2021年6月以来、約4年ぶりのラスベガスでの試合となるが、「しっかりとボクシングを見せた上で、中盤でノックアウトというのは自分の中でも1番いい形と想定しているが、まずは日本で見せているパフォーマンスを米国のお客さんの前でお届けしたい」と、あいさつ代わりのKO劇を予告した。

 試合2日前の会見で珍場面もあった。セミを務めるWBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ(31)=メキシコ=が、女性司会者から「あなたは強いだけでなく歌がうまいと知っています。今歌えとは言いませんが」と言外に促される形で、「子供の頃から歌うのが好きなんだ。よかったら今から歌うよ」と突然アカペラで熱唱し出した。

 試合前会見とあって異例の光景となり、尚弥も困惑した様子で笑った。終わった後は拍手を贈ったが、日本メディアによる囲み取材でそのことを聞かれ、「僕の気持ち必要っすか(笑)。別に何も思ってないですよ」と苦笑い。自身も近い将来、フェザー級転向も視野に入れているが、身長185センチを誇る現WBO王者と初めて並び立ち、「でかいな~と思います」と実感を込めた。

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