元新日本プロレス専務、新間寿氏が死去、90歳「過激な仕掛け人」猪木VSアリ戦、初代タイガーマスクなどプロデュース
元新日本プロレス専務取締役兼営業本部長で、ストロングスタイルプロレスの会長を務める新間寿氏が21日、死去したことが分かった。90歳。関係者によれば、新間氏は先週末まで3週間ほど入院した後、自宅に戻っていたが、この日の午後6時台に自宅で亡くなったという。
新間氏はアントニオ猪木、豊登とともに1966年の東京プロレス設立に関わった後、72年に新日本プロレスに入社。専務取締役兼営業本部長として辣腕を振るったが、中でも、76年に実現した猪木とプロボクシング世界ヘビー級王者モハメド・アリとの異種格闘技戦など、多くの名勝負をプロデュースし“過激な仕掛け人”とも呼ばれた。
また、初代タイガーマスク(佐山聡)を世に送り出したことでも知られ、現在は佐山が代表を務めるストロングスタイルプロレスで会長を務めていた。同団体では、昨年9月26日の後楽園ホールに来場したのが最後となった。


