ジプシー・ジョーさん死去 大仁田と死闘
日本でも活躍した元プロレスラーのジプシー・ジョー(本名ジルベルト・メレンデス)さんが日本時間の16日(現地時間15日)に死去したと、米国の複数のメディアが報じた。82歳だった。死因は不明だが、13年に痛風で右足を切断するなど健康に問題を抱えていた。
プエルトリコ出身のジョーさんは63年に米国でプロレスデビュー。身長176センチと小柄ながら、イスで殴打してもイスが壊れてしまうほどの驚異的な打たれ強さを誇ったラフファイターで、北米大陸各地を渡り歩いて多くの王座を獲得。75年には国際プロレスに初来日し、ラッシャー木村らと金網デスマッチなどで死闘を展開した。
81年からは全日本プロレスの常連となり、大仁田厚が保持していたNWAインターナショナル・ジュニアヘビー級王座にも挑戦するなど活躍。11年1月に米国で引退試合を行った。