シバター 大みそかドタキャンも?「まだ契約書出してない」RIZIN“公然批判”も

 オンライン取材で契約書を手にドタキャンもにおわせたシバター
 オンライン取材で契約書を手にドタキャンもにおわせたシバター
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 「RIZIN.33」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 元K-1王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)と対戦するユーチューバーで総合格闘家のシバター(36)が29日、オンラインで大会前取材に応じた。カードが決まってから棄権も示唆しつつ、その後に自身のYouTubeチャンネルで出場明言していたが、「まだ契約書を提出していない。まだギリギリ、ワンチャンやめられるかなと。(怖いのは)本当なんですよ!みんな演技だと思っているけど。明日1日ゆっくり考えて、出るか出ないか考えたい」と、ドタキャンの可能性もにおわせた。

 久保との実力差を訴え、自身の生命の危険性や後遺症が残る可能性を主張していたシバター。出場を明言しつつも、まだ契約書は出していないと2枚の紙を取り出し、「渡したら終わりだからな…。どうしましょうね。普通に怖いでしょと。明日、K-1王者とリングに上がってくれと言われたら嫌でしょ。みんなも想像してほしい。ただただ怖すぎる、危険すぎる」とギリギリまで駆け引きする姿勢を示した。

 一方、YouTubeなどで格闘家らがシバター有利との見方をしていることに言及し、「名だたる人がそろいもそろってシバターが有利と予想している。経験値がすごい人だが、人を見る目はないなと。僕はめちゃめちゃ弱いですよ!久保選手は打撃のスペシャリストで全く太刀打ちできない。宮田さんのジムでやってるので、タックルや寝技の対処もものにしていると思う。まともに打ち合ったら絶対ボコボコにされる」と弱音が口を突いた。

 ユーチューバーとして延命するために出場するとしながらも、「格闘技をやってきて、こんなに試合前にナーバスになったり、ブルーになったのは初めて」と神妙な面持ち。初出場だった昨年は闘志が沸いていたというものの、今回はマッチメイクもギリギリだったこともあり後ろ向き。「お願いだから出てよとごり押しされて出るが、ファイターとして闘志、体の動き、ほとんど終わっている。腐りかけてるバナナみたい」と自虐した。

 また、自身がRIZINとの交渉の裏側などを暴露していることから派生し、“公然批判”も開始。「オファーは急だし、選手へのリスペクトが足りない。ギャラも最初半額以下で、アホみたいな金額を提示してくる。信頼できないところがある」と不満をぶちまけ、「大みそかのテレビの権利を持っているから、その席に座りたくてみんな頑張ってるだけで、RIZINって格闘技団体はプロMMA選手が出たいかというと、どうなのかなと。正直僕は来年出ようとは思っていない」と吐き捨てた。

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