全日本・アジアタッグ王者ゼウスがコロナ陽性 濃厚接触者はなし

 全日本プロレスは4日、所属選手でアジアタッグ王者のゼウス(38)が新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性と判定されたと発表した。団体は所属選手、職員、大会関係者らに濃厚接触者はいないことから予定通り活動を継続する。

 ゼウスは10月24日に東京・後楽園ホールで行われた前シリーズ最終戦に出場後、大阪市内の自宅に帰宅。11月2日に体調不良のため病院でPCR検査を受け、3日に陽性判定を受けた。この日から保健所の指導のもと、11日まで大阪市内のホテルで療養する。エントリーしている世界最強タッグ決定リーグ戦(18日開幕)には出場可能だという。

 ゼウスは06年に大阪プロレスでデビュー。09年にはプロボクシングに転向するもデビュー戦で敗れて引退し、大阪プロレスに復帰した。15年には全日本プロレスに入団。三冠ヘビー級王座、世界タッグ王座を獲得し、20年のチャンピオン・カーニバルで初優勝した。

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