MMAレジェンド宇野薫 修斗の11・24後楽園でドイツ王者マーカス・ヘルドと激突
「修斗・SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR FINAL」(11月24日・後楽園ホール)
総合格闘技のレジェンド、宇野薫(44=UNO DOJO)が、プロ修斗30周年ツアーファイナルに参戦し、独フェザー級王者マーカス・ヘルド(ジャーマン・トップ・チーム)と同級3回戦で激突することが13日、発表された。
ヘルドは1月の開幕戦に初来日し、世界王者の斎藤裕と対戦。卓越したグラウンドの技術を見せている。5月に欧州を視察した佐藤ルミナのセミナーにも参加。ルミナから打・投・極のつなぎを指摘され、何度も繰り返し反復練習を行う勤勉さを見せていた。
宇野は5月6日の30周年記念大会で約2年ぶりに古巣復帰を果たし、マルタイン・デ・ヨング欧州修斗代表の刺客デュアン・ヴァン・ヘルフォート(グレイシーバッハ・ネーデルランド)と対戦。目まぐるしく入れ替わる攻防をフルラウンド展開したが、際での攻防で優勢だったヘルフォートに敗れている。
プロデビューから22年で戦績50戦超。ルミナとの伝説的な2度の修斗チャンピオンシップ、ジェンス・パルヴァー、BJペンとのUFC王座をかけた死闘など数々の名勝負を残してきた宇野は、勝利でプロ修斗30周年ツアーのファイナルを締めくくることができるのか。注目の一戦となる。