ホワイトが内藤撃破でG1初決勝!直後に飯伏の左足破壊

 「プロレス・新日本」(11日、日本武道館)

 真夏の祭典「G1クライマックス」Bブロック最後の公式戦が行われ、ジェイ・ホワイトが内藤哲也との初の一騎打ちで勝利し、初の優勝決定戦(12日、日本武道館)進出を決めた。

 ホワイト、内藤とともに勝ち点10の首位で並んでいた後藤洋央紀とジョン・モクスリーが敗れて脱落。勝った方が優勝決定戦進出となる状況でホワイトは内藤を迎え撃った。

 2人は挑発合戦を繰り広げながらも、大技も繰り出す一進一退の激闘を展開。ホワイトは外道の介入を受けながら、終盤には内藤のデスティーノと自身のブレードランナーの掛け合いを制して流れを引き寄せ、SSS、変型ブラディサンデー、ブレードランナーをたたみ掛けてトドメを刺した。

 試合後、大ブーイングを受けながらマイクを握ったホワイトは「内藤、トランキーロ。早く出ていけ。どうだ、言っただろ。このG1はオレのものだと。お前たちも、もう信じた方がいい。お前たちはオレとともに呼吸するんだ。そして、オレはG1に勝つ」と憎まれ口でアピール。さらに、決戦の相手である飯伏幸太をリングに呼び出すと、「明日、お前とオレは1対1、外道はなしだ」と呼びかけて握手を求めるふりをして暴行を開始した。

 開幕戦で痛めた飯伏の左足をパイプイスではさみ、さらにパイプイスをフルスイングで3回も殴打。場内のブーイングが激しくなる中、「飯伏、お前はスイッチブレードと呼吸するがいい」と吐き捨てて去っていった。

 インタビューでも「オレは最強、最高なだけでなく、最も賢い男なんだ。内藤、お前にはトランキーロとしか言いようがない。みんな内藤がオレを止めると思っていたかも知れないが、そうはいかないぞ」と勝ち誇ったホワイト。「ついに飯伏と戦うときが来たが、内藤より厄介な相手かも知れない。オレがアイツの足にやったことを見たか。明日はそれ以上のことをやってやる。『G1 29』決勝、武道館、この場でお前に今まで経験したことのないような辱めをしてやろう」と予告した。

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