新日本G1・内藤ついに首位タイ浮上!モクスリー、後藤、ホワイトと同点で最終戦へ

 ジェフ・コブ(左)にドロップキックを見舞う内藤哲也=横浜文化体育館
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 「プロレス・新日本」(8日、横浜文化体育館)

 真夏の祭典「G1クライマックス」Bブロック公式戦が行われ、内藤哲也がジェフ・コブを破って勝ち点を10に伸ばし、ブロック戦残り1試合でジョン・モクスリー、後藤洋央紀、ジェイ・ホワイトと並ぶ首位タイに浮上した。

 元レスリング五輪代表のパワー系技巧派コブの投げ技中心とした豪快な攻めに圧倒された内藤。それでも、最後はコブのフィニッシュ技ツアー・オブ・ジ・アイランドをデスティーノで切り返し、再度デスティーノを繰り出してトドメを刺した。

 試合後の内藤は「苦手にしていたパワーファイター、今のオレには朝飯前ですよ」と余裕の笑みを浮かべながらも、「でも、地力がすごいよね。オレとは100対1ぐらい違うんじゃない。パワーの面では尊敬に値する男だよ」とコブの実力を評価。今大会で初めて首位に並んで優勝の望みをつなぎ、「可能性が少しでもある限り、オレは全力で優勝を目指しに行きますよ」と言葉に力を込めた。

 G1は両ブロック最終戦と優勝決定戦が行われる日本武道館3連戦(10~12日)を残すのみ。内藤は初めて自分でチケットを買ってプロレスを見たのが日本武道館であり、「武道館には思い入れがあってね。G1クライマックスの最終日、超満員の日本武道館の中心に立って、拳を上げていたいね」と目を輝かせた。

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