村田諒太 もう10Rスパー エグい右ボディー「有効に活用する」

 「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(10月22日、両国国技館)

 村田諒太(31)=帝拳=が18日、都内で10ラウンドのスパーリングを行った。試合34日前の長丁場は、前回の24日前を大幅に上回るペース。村田は「早めですね。6、8ラウンドばかりやるより、ハードな日をつくってメリハリをつける意味合いですね」と意義づけた。

 2人のパートナーに対し、この日は多くの引き出しを披露した。特に印象的だったのが、右のボディーストレートだ。ワン・ツーのツーを下へ。時にはノーモーションで、接近戦でも打ち込んだ。

 「あれは打たれると効く。相手も声を出していましたね。前回は左のカウンターや右の返しを警戒して下を攻められなかった。今度は崩してから打ち込みたい」と、有効に活用するつもりだ。

 最終ラウンドでは強烈な右ストレートで相手をぐらつかせる場面もあった。「やや疲れていたのでどうかな、と思っていましたけど動けた。10ラウンドやっておくと違う。いい貯金ができました」と、手応え十分の練習を振り返った。

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