「義父ハラ」と言われる前に少しの気遣いを

 ハイヒール・リンゴが互いの意識の違いが生み出す義父によるハラスメント「義父ハラ」について語ります。

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 義父によるハラスメント「義父ハラ」ってご存じですか。夫の実家に孫の顔を見せに連れて帰ったら、義父が授乳を見ようとしたりすることです。お義父さん側からしたら「家族なんだから。お前のダンナがおっぱい飲んでるところも見てた」となるけど、お嫁さんからしたら「私は母である前に女。だから見せたくない」。気を遣って授乳ケープで隠したら、「水くさい」って言われたとかね。

 結構、その類いの話って聞くんです。義父が「(おっぱいを)いっぱい飲んでるか?」って赤ちゃんのほっぺたを触りに来たとか。私は子供がいないけど、旦那の子供に「孫」がいるので義母ハラしないよう気をつけないと。「私たちの若い頃は…」。これを言うと一発パワハラ!意識の改革が必要です。

 そう言えば、毎年大腸ファイバー検査に行くんですが、下剤で強制的に便を出し、それを毎回、看護師さんが「どんな感じですか」って見に来て下さるんですよ。着色していたのが、透明な便になったら、ファイバー検査にいけるんです。腸に何も残ってないから。でも、やっぱり人に大便を見せるって抵抗がありますよね。

 それが昨年末に検査に行ったら、紙に色分けがあって「どの色ですか」って聞かれる。「これくらいです」「じゃあ、もうちょっと頑張ってくださいね」って。医療の分野でも「恥ずかしい」という部分が改善されているんです。迷惑をかけると思い、恥ずかしいのを我慢してきましたが、直接便器をのぞくんじゃなく、どの色が出てますかとした方が恥ずかしさの負担は少ないですよね。

 ハラスメントじゃないけど気配り。「義父ハラ」も、お義父さんがちょっと気配りをして「おっぱいあげるなら、そこであげておいで」って言ってあげればいいだけ。「ハラスメント」と言われる前に少しの気配りに気をつけたいですね。

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