巨人・杉内引退で見せた“狭間世代”巨人・内海のサプライズ

内海から花束を受け取り涙を流す杉内(撮影・堀内翔)
サプライズ登場した内海に抱きつかれ涙を流す杉内(撮影・堀内翔)
引退会見を行った巨人・杉内。右はサプライズで登場した内海=(撮影・堀内翔)
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 去る12日、巨人・杉内俊哉(37)が引退会見を行った。「本当に幸せな野球人生だった」と語り、会見中は必死に涙をこらえていた。しかし最後に後輩左腕の内海哲也(36)が花束を手にサプライズ登場すると思わず号泣し手で顔を覆った。

 花束を手渡し何度も杉内に抱きついた内海は「17年間、本当にお疲れ様でした。杉内さんが巨人に移籍してきた時は憧れの選手が来ると楽しみにしていました。リーグ3連覇を達成。背中で僕たち後輩を引っ張ってくれて感謝しています。」と語った。

 80年(昭和55年)生まれの杉内はいわゆる“松坂世代”。内海はその2学年下で世間では“狭間世代”と言われる世代だが、15年間で通算133勝(14日現在)を挙げ、日本を代表する投手となった。しかしここ数年はケガで満足いく成績が残せていない。

 そんなプロ野球の酸いも甘いも味わった左腕同士が壇上で熱く抱擁を交わす姿に82年生まれの自分も胸が熱くなった。(デイリースポーツ・堀内翔)

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