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元G戦士・香月良太さん「となりのおくさん」コンセプトの居酒屋をオープン

 元巨人の香月良太さん(35)が第2の人生で新たなスタートを切った。東京・恵比寿にオープンした居酒屋「となりのおくさん」の責任者として日々、奮闘している。

 オープン直後のお店を訪ねると、「いらっしゃいませー」と大きな声を上げ、接客に汗を流す香月さんがいた。巨人の中継ぎ右腕として2014年には41試合に登板したタフネスぶりをここでも発揮。午後4時半のオープン前から掃除に仕入れなどのチェック、午後11時半の営業終了後もレジ締めなど、休む間もなく働いていた。

 「物件探しからアルバイト集めまですべて一からやりました。こういうことは素人なのでいろんな方からアドバイスをもらいながらなんとかオープンにこぎつけました。打者心理じゃないですけど、人への指示とか、先々を読む力も求められて…。野球の監督って大変な仕事なんだなと思いました」と笑った。

 そもそもはお店の名前の由来となった「となりのおくさん」シリーズの焼酎を、企画・PRする仕事をしていたが、その延長で居酒屋をオープンすることになり、香月さんに白羽の矢が立った。お店には麦焼酎「となりのおくさん」をはじめ、芋焼酎「いまかの」、「もとかの」そして、同店でしか飲めないプレミアム麦焼酎「駐在さんのおくさん」が並ぶ。ユニークなネーミングの焼酎は、それぞれに特徴がある味わいで好評を得ている。

 香月さんは「お店では焼酎に合うおばんざいにこだわっています。家庭的なイメージコンセプトで、サラリーマンが帰宅前にひとりでふらっと寄っていけるお店です」という。カウンター席を多く取っているのもその理由だ。恵比寿駅から徒歩5分という場所にもかかわらずポテトサラダや、きゅうりの梅和え、本日の野菜盛りなど一品料理は390円から、ドリンクはおくさんのソーダ割りが580円とサラリーマンの財布にも優しい。

 毎日、接客に立っている香月さんは「最近はファンでしたという方もいらっしゃってうれしかったです。店舗を増やして野球選手のセカンドキャリアを応援するとか、恩返しもできたら」と夢を語る。「忙しい毎日の中で、ホッとひと息、となりのおくさん」というコンセプトの下、アットホームで温かなお店作りにきょうも汗を流している。(デイリースポーツ・中村博格)

  ◇  ◇

 香月良太(かつき・りょうた) 1982年、福岡県久留米市出身。柳川高から東芝を経て、2003年ドラフトで自由獲得選手として近鉄に入団。2005年選手分配ドラフトでオリックスへ、2013年に巨人にトレード移籍した。2016年シーズンをもって現役引退。プロ通算成績は12年間で371試合18勝10敗2セーブ、防御率3・88。既婚。10歳の長女を筆頭に3人の娘がいる。引退後の2017年4月から「株式会社ネットワークファッション」に入社し、商品の企画・PRを担当。現在は責任者として、居酒屋「となりのおくさん」(渋谷区広尾1-16-2、電話03-6277-3846)を取り仕切っている。

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