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杉内 ベンチ殴打で両手骨折 城島絶叫「利き手はやめろ!」

 【2004年12月17日デイリースポーツより】

 ベンチ殴打による両手骨折で今季2勝3敗に終わったダイエー・杉内俊哉投手(24)が16日、福岡ドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1300万円減の4000万円で一発更改した。

 「ちょっときつい部分もあるけど」と言いながら、限度額の25%減にも言い訳はなし。「チームの勝利に貢献できなかったし“ああいうこと”もあったので、それも含めてです」と、黙って受け入れた。

 杉内は先発した6月1日のロッテ戦で2回7失点で降板直後、ベンチを殴って両手を骨折。4カ月間戦列を離れる重傷を負った。ロッテ戦では続投が予定されていたにもかかわらず、7失点となった二回終了後、ベンチ内のイスを左右の両拳で続けざまに殴打。近くにいた城島が「『利き手はやめろ!!』と言ったときにはすでに遅かった」と振り返るほど、一瞬の出来事だった。福岡市内の病院で検査の結果、両手の第五中手骨骨折と診断された。2日にピンによる固定手術を行った。

 球団から罰金100万円と10日間の謹慎処分以外に、現場首脳陣から今季年俸の約1割に相当する500万円の罰金も科せられていた。

 損失額は来季の1300万円の減俸分と合わせると計1900万円。杉内自身が「プロらしくないことをやってしまった」と反省する、わずか数秒間の“愚行”は、あまりにも高い代償となってはね返った。

 「来年は今年の分までやらないといけない」。雪辱の場はあくまでグラウンドだ。今回失った金額分と周囲の信頼は、来季、己の左腕で取り戻すしかない。

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