【野球】どうなる?日本ハム・新庄監督のリーグ制覇へカギ握る“1番問題” 条件は2点 昨季は最多45試合の水谷筆頭に15人
2年連続2位から10年ぶりの優勝を目指す日本ハム。充実の戦力に自信を見せた就任5年目の新庄剛志監督(53)が思案するのが“1番問題”だ。上位打線は固定が理想で、1番打者を誰にするのか。適任者の選定が、リーグ制覇への重要なポイントとなりそうだ。
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2年連続最多勝の有原を獲得するなど、オフは効果的な補強に成功。王者・ソフトバンクの打倒に燃える新庄監督がスタッフ会議に出席した7日、自ら今季のポイントの一つに言及した。
「“1番問題”。誰がいいですか?」。昨季1番を務めたのは15人。「低い」と嘆いた打順別の打率は・237にとどまった。候補は多いが決め手に欠ける。スタメン最多は45試合の水谷。次が五十幡の28試合だった。
指揮官が挙げた条件は
①四球を選べる人がいい
②初回に三振しない人
そこで「面白いかな」と名前を挙げたのは、清宮幸だった。昨季は138試合出場でリーグ2位の143安打を放ち、打率・272。三振は85と少なく、46四球もチーム2位。スタメン1番の5試合で初回の三振は1度だ。出塁率・329も主力では郡司、レイエスに次いで3番目に高い。
昨季の2トップはどうか。水谷は打率・277で、出塁率・322。12本塁打の長打力もある。ただ、87試合321打席で77三振(初回先頭では9度)は多め。21四球と積極的に打って出るタイプだ。五十幡は打率・232と打力が課題。20四球、出塁率・283の上積みもほしい。118試合307打席で73三振(初回先頭7度)も減らしたいところ。一方でリーグ3位の25盗塁は大きな武器となる。
新庄監督も「矢沢君、五十幡君も魅力ですけどね」と単打で二塁、長打で一塁から易々と生還できる俊足は捨てがたい様子。矢沢は86試合で打率・247ながら出塁率・304。チーム2位の11盗塁を記録した。46三振は少なくはないが、1番スタメン14試合での初回三振は1度のみだった。
主力では万波も12試合で1番に起用された。チーム2位の20本塁打、同4位の43四球という強みの一方で、チームで2番目に多い125三振は気になる点だ。
昨季1番起用のない水野も、数字的には候補に入っておかしくない。打率・247ながら出塁率・317、四球21。100試合出場で69三振は多くない。リーグ2位タイ7三塁打の快足、7本塁打とパンチ力もある。
クリーンアップが確定的なレイエス、郡司の前に走者をためられるかが得点力のカギ。昨季は“日替わり打線”でリーグ2位の548得点を挙げたが、ソフトバンクを倒すにはさらなる進化が必要だ。新庄監督は「細かい野球ができたら」と、ヒット以外で点を奪えるかどうかもポイントに挙げた。スピード型か、打力型か、それともバランス型か。いずれにせよ、不動の切り込み隊長が誕生すれば、優勝の2文字が大きく見えてくる。(デイリースポーツ・藤田 昌央)





