【野球】カープ逆襲の主役・鈴木誠也、練習をいとわない姿が成績につながっている

 広島・鈴木誠也外野手が、15日のヤクルト戦(マツダスタジアム)でサヨナラ本塁打など2本塁打を含む4安打5打点と大活躍。大逆転劇の主役を担った。弱冠24歳だが、昨年までのチーム3連覇に主軸として貢献。4連覇を目指すチームにとって欠かせない4番として君臨する。

 5日の巨人戦(マツダスタジアム)では、通算100号本塁打を放った。プロ入り7年目、24歳8カ月での大台到達は、球団最年少記録を更新した。2012年度のドラフト2位で二松学舎大付から広島に入団。1年目から2軍の強化指定選手となり1軍も経験。2015年に1軍に定着し、翌年から不動のレギュラーとなり常勝チームの主軸として3連覇に貢献した。

 こどもの日に少年少女に夢を与えるメモリアルアーチ。「ホームランバッターと思ってプロに入ってきたわけではない。何でこんなに打てているんだろうというのが正直な気持ちです。100号本塁打はすごくうれしいですけど、こればかりに走らず、しっかりと自分の打撃を続けていきたいです」とコメントしたのが印象的だ。

 抜群の身体能力に加え猛練習をいとわない。「野球を楽しむことが一番。細かいことを気にしすぎると、本来のことが分からなくなる。どのスポーツも一緒。僕もそれだけは忘れないようにやってきました」と子どもたちにメッセージを送ったが、野球にいちずなところはだれにも負けない。

 これまで幾度とケガで3軍調整を余儀なくされたことがある。大野室内練習場で復帰を目指す鈴木を見守った浅井樹3軍統括コーチの言葉を思い出した。「誠也はよく練習する。リハビリのメニューを消化しても2軍の選手がティー打撃とかしていたらバットをもってウロウロしている。隙があれば打とうとしていたね」。

 24歳8カ月での100号到達は1995年、江藤智の25歳0カ月を24年ぶりに更新して、球団最年少記録となった。節目の本塁打を放って以降も4番として活躍を続ける。ヒーローインタビューで「最高でーす」と笑顔をふりまく裏では、練習を率先してできる能力があるからだろう。「好きこそ物の上手なれ」ということわざがある。それを地で行くのが鈴木誠也だ。(デイリースポーツ・岩本隆)

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