日本選手団韓国入り 主将の小平奈緒「ドキドキワクワク」 韓国メディアからライバル李相花の質問も

 平昌五輪に出場する日本選手団の本隊が4日、チャーター機でヤンヤン国際空港に到着。決戦に向けて韓国入りした。選手団の主将を務めるスピードスケートの“絶対女王”小平奈緒(31)=相沢病院=は「本番がどうなるか楽しみ。五輪は選手をドキドキワクワクさせてくれる大会。今まで以上に全力で思う存分、ドキドキワクワクする瞬間を味わいたい」と、笑顔で抱負を語った。

 女子500メートルで3連覇を狙う地元韓国の李相花とライバル関係にあり、韓国メディアから質問も。「李相花選手は素晴らしい選手。勝つというよりも、熱いレースができれば」と、腕ぶした。

 平昌五輪は9日に開幕。開幕に先立って、8日から“レジェンド”葛西紀明(45)=土屋ホーム=が出場するスキージャンプ男子ノーマルヒルの予選などが行われる。日本は複数の金メダルを含むメダル9個以上を目標に掲げており、海外の冬季五輪で最高だった14年ソチ五輪の8個超えを狙う。金メダル候補に挙げられるスピードスケートの小平奈緒(相沢病院)、高木美帆(日体大助手)、フィギュアスケートの羽生結弦(ANA)、宇野昌磨(トヨタ自動車)、スキージャンプの高梨沙羅(クラレ)、スノーボードハーフパイプ男子の平野歩夢(木下グループ)ら“最強布陣”に期待が懸かる。

 この日の最低気温の予報は、比較的暖かいとされる海沿いの氷上競技が行われる江陵地区でマイナス11度。雪上競技が行われる平昌地区ではマイナス18度となっている。1994年のリレハンメル五輪を超える“極寒五輪”の可能性が指摘されている。

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