宮原涙の3位 4年間日本選手に負けなしの女王が…「悔しい思いを五輪で」

 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(26日、台北)

 欧州以外の国・地域が参加して行われ、平昌五輪女子代表の2人に明暗が分かれた。ショートプログラム(SP)2位の坂本花織(17)=シスメックス=がともに自己ベストとなるフリー142・87点、合計214・21点をマークし、逆転優勝。SP1位の宮原知子(19)=関大=はジャンプで転倒し3位に終わった。

 女王の目からポロポロと涙があふれ出た。14年の同大会を最後に対日本人無敗だった宮原がジャンプで転倒し、坂本、三原に次ぐ3位。課題としていた連続3回転でも回転不足の判定を受け、得点は伸びなかった。

 「この試合に来てからあまり…」と話したところで言葉に詰まり、涙。「あまり自信がなくて、それがよくなかった原因だと思う」と振り返った。

 「あらためていろんな課題が見つかった。それをしっかり直すこと。悔しい思いをしっかり五輪でぶつけられるように」と宮原。昨年末の全日本選手権後は休養を優先し、この大会までの期間もトレーニング量を落とさず“調整”の意味合いで臨んだ大会だっただけに、ここから挽回は十分可能。“ミス・パーフェクト”はこのままでは終わらない。

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