村田復帰「“半職場放棄”のおかげ」

学生や職員に迎えられ、金メダルを胸にさっそうと初出勤する村田諒太
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 ロンドン五輪ボクシングで日本人選手として48年ぶりの金メダルを獲得したミドル級の村田諒太が21日、職員として勤務している都内の東洋大に五輪後の初出勤。学生や職員ら約300人に出迎えられた。

 午前10時半、紺のストライプのスーツにオレンジ色のネクタイ、そして、その胸に金メダルを輝かせ、村田はさっそうと職場である学生部前のロビーに登場した。

 盛大な拍手を浴びた村田ははにかみながら「みなさんのおかけで金メダルが取れました」とあいさつ。続けて「特に学生部のみなさん、僕が“半職場放棄”という状態で競技に専念させていただきました。そのおかげで金メダルがある。心から感謝します」と律義な男ぶりを発揮。職場を挙げての大歓迎ぶりに、村田は「戸惑いますが、ありがたいことです」と喜びをかみしめていた。

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