【チューリヒ(スイス)共同】国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会は21日、元FIFA理事で西ドイツ(当時)代表の名選手だったベッケンバウアー氏と、ビリャルリョナ副会長(スペイン)が調査対象になっていると発表した。
ドイツのビルト紙によると、ベッケンバウアー氏は2018、22年のワールドカップ(W杯)招致の買収疑惑に関係しているという。
倫理委は、既に暫定的な90日間の活動停止処分を科しているブラッター会長とプラティニ副会長の調査内容も言及。11年2月にプラティニ副会長に支払われた200万スイスフラン(約2億5千万円)の経緯を詳しく調べていると認めた。