【ボート】桐生順平がまくり差しで優勝
「関東地区選手権・G1」(9日、多摩川)
12Rで優勝戦が行われ、4号艇の桐生順平(29)=埼玉・100期・A1=がまくり差しで快勝。2つ目のG1タイトルを手にした。2着は斉藤仁。三角哲男が3着。悲願のG1初Vを目指した鈴木博は5着に敗れた。
桐生が4カドからコンマ01とトップSで踏み込み、豪快にまくり差して初の関東チャンプに輝いた。「エンジンがかなり仕上がっていたので自信はあった」と、レース後は会心のVに笑みがこぼれた。G1は14年9月戸田のヤングダービー以来で2勝目になるが、「まだ力不足。もっと地力をつけて大きな舞台で結果を出したい」とさらなる飛躍を誓った。
これで今年は4節全て優出してV3という快進撃。「目標は常に年末のグランプリ出場。一つ一つの積み重ねなので、一走もムダにしたくない」と目をキラリ。ボートレース界のトップを目指して突き進む。
