小保方氏宛遺書の報道先行に代理人苦言

 理化学研究所・小保方晴子氏の代理人を務める三木秀夫弁護士が7日、大阪市内で取材に対応。5日に死去したSTAP細胞論文の共同執筆者だった笹井芳樹氏(理研CDB副センター長)が小保方氏に宛てた遺書の内容が報道先行で伝わっていることに、「なぜ」と苦言を呈した。

 小保方氏宛の遺書の内容に関しては、「あなたのせいではない」「STAP細胞を必ず再現してください」との記載があったとして、報道各社・通信社が一斉に報じていた。三木弁護士は「なぜ宛先の決まっているものが、そこからでなく他から(マスコミから)出るのかが分かりませんね。おかしなことだなと思っています」と不満を口にした。

 また、「理化学研究所からは漏れてないと思ってます」とも語った。

 遺書が小保方氏に届いたかについては「私からの説明は控えさせてください」とした。前日6日朝の段階では届いていないことを明らかにしていたが、現段階での到着の有無は明かさなかった。

 笹井氏の訃報に大きなショックを受けているとされる小保方氏については、引き続き、理研側とサポート体制を協議しているという。かなり心身ともにケアが必要な状態とみられるが、入院の有無などに関して同弁護士は「控えさせてください。私も十分には確認できていない状況です」と話した。

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