ハディド氏が公募規則批判 新国立競技場、参加困難

 【ロンドン共同】東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の新たな整備計画で、見直し前のデザインを担ったザハ・ハディド氏の建築事務所は17日、設計・施工一体で受け付ける新公募のルールは「参加を望んでいる多くの建築家を制限している」と批判するコメントを出した。18日に迫る公募の締め切りまでに新たな案の提出は難しいとの見方を示した。

 公募は設計・施工一体で受け付ける仕組みで、同事務所は「スタジアムの建設ができる施工業者が限られており、今の(われわれの)デザインチームには公募の参加機会が閉ざされるだろう」としている。

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