日本プロ野球選手会の事務局長として選手の地位向上やアマチュア野球との関係改善に尽力し、9月に58歳で亡くなった松原徹氏をしのぶ会が30日、東京都内のホテルで行われ、約700人が別れを惜しんだ。
松原氏は2000年から事務局長を務め、04年の球界再編騒動では当時の古田敦也会長を支えプロ野球史上初のストライキを敢行した。しのぶ会には中畑清前DeNA監督ら歴代の選手会長をはじめ、プロ、アマ双方の球界関係者が参列した。
古田氏は「情熱的で粘り強い方。常に球界の未来を見据えアイデアを出していただいた」と弔辞を読みながら声を詰まらせた。